【Movie】「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」の感想
今回のM:Iは当たり
ミッション・インポッシブルは割とシリーズを通してみてきました。何だか当たり外れがあるなぁと思わされたこともありましが、今回は当たりです。アクションは見ごたえがありますし、話の展開も映画の始めから気になるところです。話の設定も複雑過ぎず、観客が置いてけぼりをくらうようなこともないです。前回のゴーストプロトコルで面白さが復活してきたなぁ、と思いましたが、今回はさらに面白くなっています。
見所もあり、バランスが取れている
観ているこちらまで力が入りそうなアクションもあれば、「えっ」というようなミスもあったり、緊迫感のあるアクションが続いたかと思えば、不意に笑わせられるようなブレイクポイントがあったりと、アクション映画としてそのへんのバランスがとても良かったと思います。
女スパイは敵なのか味方なのか
女スパイとのやり取りがまた楽しいです。イーサンは奥さんもいるので女スパイとのラブストーリはありませんが、二人の大人なやりとりがスパイ映画のテンプレ要素とはいえ面白さがあります。この女スパイが敵なのか味方なのかどこの組織に所属しているのか分からず、イーサンに協力したかと思えば逃げる側と追う側に分かれたりしてスパイ映画としての面白さがあります。
ミッション・インポッシブルとしての味
美人女スパイが足を大胆に露出したドレスに身を包み銃を持ったりアクションしたりと、テンプレ的なスパイ映画の要素もあれば、ミッション・インポッシブルでお決まりのミッション中のうっかりミスでイーサンが追い込まれたりなどがあります。無茶ぶりされたときのイーサンの表情は面白く、これをスタントなしでトム・クルーズが本当にやっていると思うと彼の本当の表情のようにも思えて面白さが増します。完璧ではなく若干年齢も重ねたイーサンが、これまたいい味を出しています。
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