【Movie】「蜩の記」の感想
まぁ、普通の映画。
日本アカデミー賞をいくつも獲っているので期待して観たのですが、いたって普通のレベルです。ポップコーン食べながらとか、おばちゃん仲間とかカップルで観るにはいいかもしれませんね。
人間ドラマ??伏線張りすぎ
人間ドラマに重きを置きたい割には、隠されている事実の伏線があちこちに散らばって複雑になっています。真実が解明して「糸が一本に繋がった!」というよりは「ふーん」といった感じです。人間ドラマと真実の解明のどちらに重きを置きたいの?と思ってしまいます。これだけの伏線を2時間映画に詰め込むからでしょうね。これが長編小説ならちょうど良い長さとバランスだったのかもしれません(※調べたら原作が小説でした)。
「歴史」とは
歴史とは編纂する人やその人の環境や背景、時代などによって変わるものだとは思っています。そういった事もこの映画では言いたいことだったのかもしれません。「歴史」とは、「事実」とは何なのか。そういったことを人間ドラマや伏線なども含めて、小説を読みながらだと楽しめたのかもしれません。
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